木城ゆきと原作による漫画『銃夢』をジェームズ・キャメロン製作・脚本、ロバート・ロドリゲス監督で映画化した『アリータ:バトル・エンジェル』で、主題歌「スワン・ソング」を歌うデュア・リパが、楽曲に込めたメッセージを語った。
未来への希望を歌った本曲についてデュアは、「自分の信じることは、声に出すようにしているの。何が正しくて、何が間違っているか、世の中の不公平に対して声を上げるべき時もあるの。その想いを歌詞として曲に込めたから、普通のポップソングよりも力強いと思う」と特に楽曲に込めたメッセージを述懐する。本曲のミュージックビデオでは主人公アリータとシンクロする武術を披露。アリータとルックスが似ていることでさらに話題を集めたデュアは「格闘シーンは絶対にやりたくて、映画のスタッフに教えてもらったの。アリータは自分の一部だと感じた。髪型も一緒で双子のように思えたの」と明かしている。外見だけでなく「私も自信をつけるのに時間がかかったから、アリータとは似てると感じるの。彼女も学びながら成長し、自分が何者なのか、自分の役目や周りの人のために何ができるかを模索している。そういった部分で共感できるの」と心を持ったサイボーグの少女アリータが、自分の命の意味を見つけるため、そして大切な人たちを守るため、二つに分断された世界の秩序に立ち向かう姿に自身を重ね、共感したという。
本曲について、ジェームズ・キャメロンと共に『タイタニック』や『アバター』などをプロデュースしたジョン・ランドーは、「彼女のパフォーマンスには、アリータが表現している力強さとパワーに通ずるものがあります。ジム(キャメロン)もロドリゲス(監督)も彼女の楽曲提供に興奮していますし、『スワン・ソング』を本作の感動的、且つ、力を与える祝歌にしてくれると信じています」と、デュアによる楽曲が作品を彩る喜びを語った。映画『アリータ:バトル・エンジェル』は2019年2月22日より公開。
◎公開情報
『アリータ:バトル・エンジェル』
2019年2月22日(金)より、日本公開
監督:ロバート・ロドリゲス
出演:ローサ・サラザール、クリストフ・ヴァルツ、ジェニファー・コネリー、マハーシャラ・アリほか
配給:20世紀フォックス映画
(C)2018 Twentieth Century Fox Film Corporation