ロード、「グリーン・ライト」がマックス・マーティンに不評だったことを明かす
ロード、「グリーン・ライト」がマックス・マーティンに不評だったことを明かす
この記事の写真をすべて見る

 2ndアルバム『メロドラマ』を2017年6月16日(現地時間)にリリースするロードが、先行リリースした新曲「グリーン・ライト」にまつわる逸話をニューヨーク・タイムズ・マガジンの特集で明かしている。

 「グリーン・ライト」のリリース直前に音楽プロデューサー/ソングライターのマックス・マーティンに聞かせたところ、あまり好感触ではなかったらしい。「彼はとても具体的な見解を持っていて、それは“メロディック・マス”(メロディーの算数)に関するもので、ある部分をもっと短くすべき」と言われたそうだ。「不完全なソングライティング」だとも指摘されたそうだが、ロードは彼の言葉を「侮辱じゃなくて、ただ事実を述べただけ」と、むしろ同意したそうだ。「あれは変な楽曲だもの」と彼女は話している。

 それでもロードとプロデューサーのジャック・アントノフは、「グリーン・ライト」は二人が作ろうとしていた曲になっていると判断し、そのままの形でリリースした。その結果、「ロイヤルズ」ほどのヒットにはなっていないものの、米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”入りして2週目で20位内に上昇し、YouTubeの再生数も4,000万回を超えている。“不完全”なままの楽曲が成功し、自分は間違っていなかったとロードは実感しているそうで、「“メロディック・マス”に関しては私もルールを強く認識しているわ。60%は従うけれど、40%は従わない」と話している。

 また、『メロドラマ』はある種のコンセプト・アルバムになるそうで、ハウス・パーティーでの一夜のストーリーを描いていると彼女は示唆している。