今週のBillboard JAPANチャートでは総合アルバム“Hot Albums”、総合シングル“HOT 100”ともに、チャート常連作品が首位にカムバックした。まず、Hot Albumsは2016年12月28日にリリースをしたbuck numberの『アンコール』が、今週のアルバム・セールス1位を獲得したSuchmosの『THE KIDS』を抑え、見事1位に。パソコンのCD読み取り数を示すルックアップでは、『THE KIDS』の約6倍ものポイントを稼ぎ、4週ぶり、3度目のトップに返り咲いている。
【ビルボード】back number『アンコール』が4週ぶり、3度目の首位にカムバック
先週に続き、今週も残念ながら2位ステイとなった『THE KIDS』だったが、売れ行きは大変好調で、販売累計枚数10万枚を突破。SoundScan Japanによる先週のアルバム売上中間レポートでは、THE ORAL CIGARETTESの『UNOFFICIAL』に抜かれていたものの、見事巻き返しを見せ、セールストップに輝いた。
【ビルボード】Suchmos『THE KIDS』、累計10万枚に到達、僅差を覆しアルバム・セールス1位に
HOT 100では、星野源「恋」がUVERworldの「一滴の影響」やA.B.C-Z「Reboot!!!」ら強敵を抑え、通算V11を達成。アニメ『青の祓魔師 京都不浄王編』のオープニングソングとして注目を集める「一滴の影響」はシングル・セールス1位、ダウンロード2位と高ポイントを稼いだが、「恋」の強みである動画再生回数で獲得ポイントを追い抜かれ、首位デビューを逃した。ダウンロードにルックアップ、動画再生で1位、ストリーミングで2位と各指標で高ポイントを獲得し続ける「恋」は、今後どこまで記録を伸ばし続けるのだろうか。
【ビルボード】星野源「恋」、UVERworldとA.B.C-Zを抑え、JAPAN HOT100総合首位返咲きでV11達成
【ビルボード】UVERworld『一滴の影響』がA.B.C-Zとの接戦を制しシングル・セールス1位に
「恋」が主題歌のドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の後ドラマとして、こちらも好評の『カルテット』から、松たか子、満島ひかりら豪華俳優陣が歌う主題歌「おとなの掟」の配信がスタート。椎名林檎による完全書き下ろしの本曲は、ヒイズミマサユ機、斎藤ネコカルテット、田村優弥、井上雨迩らがレコーディングに参加。さらに出演キャストによるユニット「Doughnuts Hole」が歌うエンディング映像が放送開始から話題を呼んでおり、こちらも『逃げ恥』エンディング同様、ストーリーと音楽に注目が集まっている。今後HOT 100のチャートを賑わす可能性もあるので、要注目だ。
椎名林檎書き下ろし×松たか子/松田龍平ら歌唱 火曜ドラマ『カルテット』主題歌「おとなの掟」配信スタート
さて、この度2017年2月13日付のBillboard JAPAN HOT 100より、音楽配信(ストリーミング)サービス合算に、Google Play Musicのデータも加わることとなった。Apple Music、AWA、Google Play Music、LINE MUSICの4つの音楽配信サービスがチャートに反映されることとなる。
Google Play Musicの再生数がBillboard JAPANチャートに合算スタート
最後に、【SUMMER SONIC 2017】出演決定、そしてお忍び来日を果たしたジャスティン・ビーバーとのCM共演など、2017年も絶好調のピコ太郎が、今度はベルギーのレコードレーベルCNRからのラブコールを受け、現地の人気テレビ番組やイベントに出演した。音楽賞を発表する番組では「HYPE of the Year(今年の流行No.1)」賞に選ばれ、「PPAP long ver.」も披露。滞在先が記念撮影の嵐になるなど、まだまだPPAP旋風は止まらない様子だ。
世界のピコ太郎 熱烈なオファーを受けベルギーへ! 約6,000人の観客の前で「PPAP」披露
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