きょう24日、神戸・徳島・大分で梅の開花を観測しました。各地とも平年より早い開花の便りとなっています。
神戸・徳島・大分で梅が開花 平年より早く
桜や桃よりもいち早く春を告げる「梅」ですが、開花の便りが続々と届いています。
24日も、各地で梅の開花が観測されました。神戸では、平年より21日早く、昨年より7日早い開花を観測しました。また、徳島で平年より13日早く、昨年より12日早い開花、大分でも平年より4日早い開花となっています。
なお、これまで全国20地点で梅の開花が観測されましたが、千葉県銚子以外の19地点で平年より早い・またはかなり早い開花となっています。これは、この冬、東日本や西日本を中心に平年よりも気温が高く推移していることも影響していると考えられます。
きょう24日も、午後3時までの日最高気温は、東京都心で13.4度、名古屋市で15.4度、大阪市で14.5度、福岡市で15.7度と、各地で3月中旬から下旬並みの気温となったほか、前橋市で16.1度、長崎市で17.2度と4月上旬並みの気温を観測し、一足先に春を感じるような暖かさとなりました。
高温傾向はいつまで?春の訪れはどうなる?
きょう24日、気象庁が発表した3か月予報によりますと、この先2月も全国的に気温が高い状態が続く見込みで、厳しい冷え込みの日は少なくなりそうです。3月から4月にかけても、平年並みか高い予想となっており、平年より早い春の訪れとなるかもしれません。