2016年秋、月とLの死から10年後の世界を描く完全新作映画『デスノート 2016』の公開が決定。本作に戸田恵梨香が再び“弥海砂(あまね みさ)”として登場する。
本作にて描かれるのは、月とLの死から10年を経た世界。主演の東出昌大を始め、池松壮亮、菅田将暉ら最も旬な若手演技派俳優たちが出演する。重要な鍵を握るのは原作に存在しながらも未だ使われていなかった“人間界で同時に存在していいノートは6冊まで”という6冊ルール。キラ復活を望む者、それを阻止する者たちによるデスノートをめぐる究極の頭脳戦が繰り広げられる。
この度、映画『デスノート 2016』の追加キャスト情報が解禁。2006年6月公開『DEATH NOTE』でスクリーンデビューを果たし、同年11月公開の『DEATH NOTE the Last name』、2008年2月公開『L change the WorLd』へも出演した戸田恵梨香が再び“弥海砂(あまね みさ)”として登場する。
弥海砂はトップアイドルでありながら、死神に魅入られデスノート保持者となった人物。天真爛漫で無邪気な性格から想像できぬ、過激な行動力を合わせ持ち、愛する夜神月(藤原竜也)のために“第二のキラ”となるヒロインだ。月のために自らの残りの寿命の半分を差し出し“死神の目”を契約。月に対する一途な愛と、デスノートによる抹殺を遂行する過激さを見事に演じきった戸田恵梨香は女性から圧倒的支持を得て、本作への出演を機に原作ファン/映画ファンからも高い支持を獲得した。
その後『LIAR GAME The Final Stage』(2010年)『劇場版SPEC』シリーズ(2012、13年)『エイプリルフールズ』(2015年)で主演を務め、更にはドラマやCM、舞台など、様々な分野で活躍の場を広げてきた彼女が、この度『デスノート2016』へ出演。ファン待望の弥海砂、復活となる。
本作では10年前にデスノートの所有権を放棄したことにより、海砂はデスノートに関する記憶を失っている。月への想いは持ち続けたまま、女優として活動する彼女。しかし6冊のデスノートが持ち込まれた世界では、月とLの戦いを知る海砂の“記憶”が鍵となる。海砂の“記憶”を狙う人物とは……?
戸田恵梨香は「その当時に戻れるのか、戻っていいのか? 戻るべきなのか、進むべきなのか? いまの自分だったら、海砂をどう演じられるのだろうか? というところでとても悩みました」と役作りについてコメント。果たして海砂はまたデスノートを手にしてしまうのか? いかにして、デスノート争奪戦へと巻き込まれていくのか? 今後の続報にも期待しよう。
なお、映画『デスノート 2016』は、10月29日より丸の内ピカデリー・新宿ピカデリー他で全国拡大ロードショーとなる。
◎弥海砂(あまね・みさ):戸田恵梨香コメント
嘘でしょ! と思いました。本当ですか? って(笑)。10年前の作品で月とLも亡くなっているし、当時も10年後の物語を作ることはないだろうと思っていたので本当に驚きました。
今回の参加は恐怖の方が強かったです。スクリーンデビューさせていただいた作品なので、思い入れは強くて。10年前の『デスノート』のときはまだまだ新人で、役者を始めて1年も経っていないのにとても大きな作品に参加させていただいたので、芝居もままならない状態でした。だから前作を観ると恥ずかしくて仕方がないんですけど、今回はその当時に戻れるのか、戻っていいのか? 戻るべきなのか、進むべきなのか? いまの自分だったら、海砂をどう演じられるのだろうか? というところでとても悩みました。
10年経ったいま、『デスノート』を通してまた改めて伝えられるメッセージがあるのかもしれないなと思います。
◎佐藤信介監督コメント
海砂。それは、デスノート事件で生き残った伝説の人物。海砂は今、何を想い、新たな事件にどう関わるのか。戸田恵梨香さんの登場は、物語の一つの柱となり、そしてこの続編に、デスノートの息吹をふき込みました。
◎佐藤貴博プロデューサーコメント
戸田恵梨香さんの演じる弥海砂の復活は、10年後の「デスノート」を企画するにあたり、必ず実現させたいと思っていたことです。戸田さんも大きなプレッシャーを感じていたそうですが、それを乗り越えて美しく魅力的な「10年後の弥海砂」を作り上げるために、衣装やメイク、脚本にも沢山のアイデアを提供してくれました。
10年前デスノートを使用していながら、唯一生き残った海砂が、6冊のデスノートとどのように関わっていくのか? デスノートの記憶の行方は? そして夜神月を愛する感情がどのように動いていくのか…。新キャラクターとの絡み合いとともに、物語の重要なカギを握る弥海砂にご期待ください。
(c)大場つぐみ・小畑健 / 集英社 (c)2016「DEATH NOTE」FILM PARTNERS