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21日、札幌管区気象台が北海道の1か月予報を発表しました。向こう1か月の降水量は日本海側で平年より少なく、オホーツク海側と太平洋側は平年並みか少ないでしょう。日照時間は平年並みか多い見込みです。引き続き、暖かい空気に覆われやすく、気温は平年より高いでしょう。なお、4月も気温は平年並みか高く、桜の開花を後押しする陽気となる日が多そうです。本日、日本気象協会で発表した「第2回桜開花予想」では、函館が4/27(平年より3日早い)、室蘭は5/4(平年並み)、札幌は5/1(平年並み)に開花する見通しです。

2月23日~3月1日 雪解けが進む

23日(土)は気圧の谷の影響でオホーツク海側や日本海側では午前中に雪の降る所がありますが、降り方は弱く、午後は広く晴れる見込みです。24日(日)以降は高気圧に覆われて晴れる日が多く、2月最後の週は日差しの多い週となりそうです。気温は平年並みか高く、24日(日)や25日(月)の日中は全般に3月中旬~下旬並みの陽気となりそうです。雪解けがどんどん進むため、引き続き、積雪の多い地域での雪崩や屋根からの落雪、泥はね運転に注意が必要となります。

3月2日~3月8日 春がくる~! でも油断は禁物

冬型の気圧配置は平年より弱いため、日本海側では平年に比べて曇りや雪の降る日が少ないでしょう。また、高気圧に覆われやすくなるため、オホーツク海側や太平洋側では平年よりも晴れる日が多くなる見込みです。気温は平年より高く、日ごとに空気が春めいてきそうです。ただし、北海道では3月になっても一時的に上空に強い寒気が入ったり、北海道付近で低気圧が発達すると、途端に大雪や猛吹雪となる恐れがあります。もうしばらくは油断をしないようにして、日々の天気予報のチェックは忘れずに。

3月9日~3月22日 春物のコートにバトンタッチ

冬型の気圧配置の強さは平年と同じくらいでしょう。日本海側では、平年と同様に曇りや雪の日が多く、オホーツク海側や太平洋側では晴れる日が多い見込みです。気温は平年並みか高いでしょう。多少寒くなる日でも、春物のコートで過ごせる日が多くなりそうです。