1月5日0時、台風1号は日本の気象庁での監視対象地域の外に出ました。
最早台風1号はサイクロンへ
1月1日午後3時に南シナ海で発生した台風1号は西へ進み、5日0時に日本の気象庁での監視域内である東経100度を越えました。今後、マレー半島を越えてベンガル湾に達することが予想されます。ベンガル湾に存在する熱帯低気圧のうち、最大風速が約17メートル以上になったものはサイクロンとなります。
この台風1号は、統計がある1951(昭和26)年以降で、最も早い日時に発生した台風でした。
台風とサイクロンの違い
台風は、東経180度より西の北西太平洋および南シナ海に存在する熱帯低気圧のうち、最大風速が約17m/s以上になったものです。サイクロンは、ベンガル湾やアラビア海などの北インド洋に存在する熱帯低気圧のうち、最大風速が約17m/s以上になったものを指します。