先日、米ビルボードのカバー・ストーリーを飾ったディプロが、2004年のアルバム『Florida』の10周年を記念しデラックス・バージョンとして再発することを発表した。
新しいバージョンには、初期のEP『The Epistemology Suite』と未発表トラック5曲が追加収録されるとのこと。その中の1曲「As I Lay Dying」が現在、サウンドクラウド上で公開されている(diplo's stream on SoundCloud)。
同アルバムは10年前と同じレーベル、Black Dadaより、米国感謝祭(11月の第4木曜日)の翌日金曜日にあたるブラック・フライデーにリリースされる。ディプロはローリング・ストーン誌に対し、『Florida』の制作過程について「夜遅くまで作業して、毎晩街を通るバスに乗り、マリファナを吸ってヘッドフォンを着け、今まで聴いた事がないものを作っていたんだ。このレコードを制作することでまったく新しい世界を創り上げたのさ」と述べている。
今日に至っては、ディプロの移動手段はおそらくプライベート・ジェット機だろう。最近の彼は、マドンナと一緒にロゼを飲み、ジャマイカでケイティ・ペリーとの休暇を楽しみ、ジャック・ユーではスクリレックスとコラボレーションしている。