80'sアイドル歌う17才 武藤彩未「ドラマブームに乗った訳ではない」
80'sアイドル歌う17才 武藤彩未「ドラマブームに乗った訳ではない」
この記事の写真をすべて見る

 元さくら学院メンバーで、アイドルとして卓越したビジュアルと歌唱力を誇る武藤彩未(むとうあやみ)。9月27日 SHIBUYA-AXにて【武藤彩未 LIVE DNA 1980 ~version2.~】を開催した。

武藤彩未 キュートなライブ写真一覧

<1980年代のアイドルソングを完璧に歌いこなす>

 1年4か月にわたるレッスンを重ね、今年7月 ソロアーティストとしての活動をスタートした彼女は、この日、映画『天空の城ラピュタ』で知られる名曲「君をのせて」をいきなりアカペラで歌唱。白の羽織物のような衣装を纏っていたこともあり、その歌声はもちろん、幻想的ですらある存在感で観客を魅了する。その後も、松田聖子、堀ちえみ、石川秀美、小泉今日子斉藤由貴、早見優、岩崎良美、河合奈保子、浅香唯……といった生まれる前のラインナップを完璧に歌いこなしていく姿は、圧巻。また、何故に17才の自分が1980年代のアイドルソングを歌っているのか、その理由を語る場面もあった。

<「私、松田聖子さんのようになりたい」>

 「私、1980年代の楽曲が本当に大好きなんです。きっかけは、両親が松田聖子さんの大ファンで、私がお腹の中にいるときから聴いては歌いかける、みたいな。その頃からDNA注入されてます。車の中でも聖子ちゃん、カラオケ行っても聖子ちゃん、ファンクラブにも入っていたので、コンサートにも連れていってもらいました」と語り、さらにアイドルとして活動するようになってから「私、松田聖子さんのようになりたい」と思うようになったことも。

 「なので、私はこの建物の近くにある……ドラマブームに乗った訳ではありません! じぇじぇじぇー……結局、これが言いたかったのよ(笑)!」と、しっかり笑いも誘っていた彼女は、愛情を込めてかの名曲たちを懸命に歌唱。最後には80'sアイドルの魅力を継承したオリジナルナンバー「女神のサジェスチョン」「彩りの夏」も披露していた。

<自身初のライブハウスツアー 千秋楽は赤坂BLITZ>

 なお、武藤彩未は、今秋、自身初のライブハウスツアー【武藤彩未 ライブハウスツアー2013「TRAVELING ALONE」】の開催を発表。各会場で新曲が披露されること、ツアーファイナルは赤坂BLITZで行うことも合わせて報告している。チケット一般発売は10月13日からスタート。

取材&テキスト:平賀哲雄


◎ライブ【武藤彩未 LIVE DNA 1980 ~version2.~】
09月27日(金)SHIBUYA-AX SET LIST:
00.君をのせて(井上杏美 1986年)
01.チェリーブラッサム(松田聖子 1981年)
02.リ・ボ・ン(堀ちえみ 1985年)
03.夏の扉(松田聖子 1981年)
04.涙のペーパームーン(石川秀美 1983年)
05.青い珊瑚礁(松田聖子 1980年)
06.素敵なラブリーボーイ(小泉今日子 1982年)
07.悲しみよこんにちは(斉藤由貴 1986年)
08.風立ちぬ(松田聖子 1981年)
09.夏色のナンシー(早見優 1983年)
10.タッチ(岩崎良美 1985年)
11.渚のハイカラ人魚(小泉今日子 1984年)
12.スマイル・フォー・ミー(河合奈保子 1981年)
13.セシル(浅香唯 1988年)
En1.女神のサジェスチョン(オリジナル曲)
En2.彩りの夏(オリジナル曲)

◎ツアー【武藤彩未 ライブハウスツアー2013「TRAVELING ALONE」】
10月30日(水)西川口Hearts
11月14日(木)新横浜NEW SIDE BEACH
11月24日(日)渋谷eggman
12月29日(日)赤坂BLITZ