新しい友達や仲間との出会いが待っている新学期。メンバー同士がとても仲が良いSnow Manの阿部亮平さんに、新しい友達の作り方や、ずっと仲良くいるための秘訣を教えてもらいました。小中学生向けニュース月刊誌「ジュニアエラ」(朝日新聞出版)4月号からお届けします。
* * *
――新しい友達と出会う新学期。ワクワクしたり、不安を覚えたりしましたか?
仲のいいあの友達と一緒のクラスになれるかな、っていう気持ちが大きかったですね。あんまり、新しい友達と出会えるワクワク、って感じじゃなかったかな(笑い)。
――新しい友達を作るにはどうしたら?
まずはあいさつだなって思います。話すきっかけになるからね。あいさつは減るものじゃないし、どんどんするべき。そこからさらに仲良くなるには、共通の話題を作ることがいちばんだと思う。やっぱり、同じことに興味があると、仲良くなりやすい。例えば「鬼滅の刃」でも、サッカーワールドカップでも、何でもいいんですよね。そうしたら相手が、この話題が通じる人だ、って思ってくれるはず。
だから、まずは話しかけてみて。話してみるまでは、わからないから。仲良くなれなかったら、「まあ、こういうこともあるよね」でいいんです。
新しい友達ができるかなっていう悩みは、みんなが持っているものだから、一歩を踏み出すことが大事。自分ががんばったら、同じ悩みを抱える人が一人救われる、って考えたらちょっと踏み出しやすくなるかもしれないね。勇気を出したそのがんばりは、いつか絶対自分に戻ってくると思います。
でもね、友達って、たくさんいればいいってものじゃないと、僕は思う。困ったときに何でも話せる友達が一人いることが、とても大事だと思います。
――阿部さんにも、何でも話せる友達がいましたか?
僕には、小・中・高・大学って、親友って思える人が絶対に一人いるんですよ。その親友を軸に、いろいろな交友関係が広がっていった。だからまずは、そういう友達が一人、できるといいですよね。
次のページへ仲間や友達とずっと仲良くしていく秘訣は?