「令和元年」に出産予定のはあちゅうさん(写真/本人提供)
「令和元年」に出産予定のはあちゅうさん(写真/本人提供)
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 年度初めの4月1日に発表された新元号「令和」。これから生まれてくる新生児は、4月なら平成生まれ、5月以降は令和生まれになる。

 3月27日、自身のブログで第一子の男の子の妊娠を発表したブロガー・作家のはあちゅうさんは、この秋に出産予定だ。予定では第一子は令和生まれになるが、新元号の令和の「令」の文字が入った名前を子どもにつける可能性があるという。実は、新元号生まれを狙って妊活していたと明かす。

「私は元号なんて気にしていなかったんですが、旦那が『新元号の子どもが欲しい』と謎のこだわりを持っていたので、時期を調整して妊活しました。旦那には、一つの時代の区切りを超えた子どもが欲しい、という夢があったみたいです。もともと『れい』の入った名前を考えていたので、旦那が影響されて、新元号の漢字を入れたりする可能性はあります」

 元号が発表されたときは、友人3人とのランチ中だった。すぐにAV男優の夫・しみけんさんとも、LINEでやりとりしたという。

 そのこだわりの理由を聞くと、意外な人物がきっかけだと明かした。体操選手の内村航平さんだ。内村さんは特筆すべき昭和64年生まれ。昭和64年は1月1日から7日までの1週間しか存在しなかったわけだが、1月3日生まれの内村さんは、そのわずかな期間に生まれた著名人だ。その内村さんの名前には、昭和の次の平成の一文字が名前に入っている。

 はあちゅうさんは、昭和生まれだが、平成の元号発表時は幼くて、当時の記憶はない。新元号発表は「初めて意識がある状態で体験する一大イベント」のため、朝からそわそわしていた。新元号には「安」の字が使われると予想していた。

「全然ちがいましたね。かすりもしなかった(笑)。でも、もっと違和感を覚えるかと思ったんですけど、響きが優しくて、いい元号。発表されてみるとしっくりくるものだな、と思いました」

 今回は、万葉集が典拠となったことも大ニュースだ。安倍晋三首相は会見で、「(これまでは中国の古典を典拠としているが)今回は初めて国書を典拠とした」と強調した。

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新たな時代に思うこと