「確かに小猫さんの『こんにちは』に、カラスは『こんにちは』と返してくれた」。何これ、猫とカラスの「日本昔ばなし」?
その他にも、土鍋にスッポリはまる猫の習性から、「猫鍋ならぬライオン鍋はできるのか?」や、「パスタブリッジ(パスタ=乾麺を材料にし、構造に工夫して組み上げる橋のこと)を人は渡れるか?」などの実験が紹介される。
ライオン鍋では、まずライオンサイズの土鍋を作ることからスタート。パスタブリッジに挑戦する工業大学の学生たちが、何度も何度も橋を壊しながら、改良を重ねる様子。
なんだろう、このどこかで見たことある感。ピコーン! これ、TOKIOがやったら、普通に「ザ!鉄腕!DASH!!」じゃないか? つーかイグ・ノーベル賞、ほぼほぼバラエティーの企画みたいなもん?
というわけで、この賞マジで狙えるのは、まずTOKIO。なんせ究極のカレーを作るために、スパイス買ってくるんじゃなくて、スパイスの畑作りから始めるという一貫した狂気。
こんな「とんでもイグ・ノーベル魂」持ってるのは、日本でドクター中松とTOKIOくらいだから。
※週刊朝日 2018年10月19日号