9月15日に都内の自宅で75歳で亡くなった女優の樹木希林さん。全身にがんがあることを公表しながらも、最後まで映画などの第一線で活躍していた。その樹木さんの孫を巡る秘話を、フリーアナウンサーの生島ヒロシさん(67)が明かしてくれた。
生島さんは樹木さんを生前、何回かインタビューしたことがあるという。
「希林さんは独特の雰囲気があって、会う前は緊張するんです。でも、実際に会うと優しくて、いろんな話をしました。過去に生放送で仕事を一緒にしたことも、覚えてくれていました」
温かい人柄は芸能界でも慕われていたが、生島さんは、孫の内田雅樂(うた)さん(20)を巡って「直談判」されそうになったという。樹木さんと内田裕也さん(78)の娘が内田也哉子(42)さん。その内田也哉子さんと本木雅弘さん(52)の長男が雅樂さんだ。芸能一家で育ち、「UTA」名義でモデルとしてもデビューしている。
生島さんの事務所の副社長が、昨年1月ごろ東京・渋谷の近辺で、「長身でオーラが違う青年」をたまたま発見。スカウトすべく思わず声をかけたという。それが雅樂さんだった。そうとは知らない副社長は、連絡先を伝え期待して待っていたという。
そうすると、樹木さんから「うちの孫をスカウトしたそうね。どこの事務所かと思って」と生島さん側に連絡があったという。