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 ホリエモンこと堀江貴文氏は、ソニーは今までのような悠長なやり方では競合他社に勝てないとこう語る。

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 ソニーの超短焦点プロジェクターを使ったコンセプト「ライフスペースUX」がポスト・テレビとして注目を集めている。

 実はこの4K超短焦点プロジェクターは発売前にプロジェクトチームの人たちから見せてもらった。どうやら社長直属の肝いり部署らしい。

 この製品は4Kでないバージョンが他社からもリリースされている。普通のプロジェクターと違い、プロジェクターと画面の間に障害物があっても影が出ないというのが特徴である。このような製品が出てきたのには理由がある。それは高輝度の半導体レーザーができたからだ。それに職人が仕上げた特殊なレンズを組み合わせてこの製品は作られる。4Kは非常に高い技術ではあるが、そのうち他社も追随するだろう。

 これまでのテレビと違い、例えば壁面全体をディスプレイ化できるので仮想現実体験ができたりと、いろいろな使われ方の想像は膨らんでいるようだ。しかし、どこまでいっても「ソニーだからこそできた技術」というわけではないところがポイントである。

 コア部品である半導体レーザーは、もともと昨年ノーベル賞を受賞した青色LEDの技術が基礎にある。そこから高輝度の半導体レーザーが生まれてプロジェクターが作られるようになっている。つまり、その部品を買ってくればいいだけの話だ。

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