【2006年~/ジェミノイド】


【2016年/機械人間オルタ】
<「人間とは何か」を知る手がかりに>
 自分とそっくりのロボット「ジェミノイド」など、数々のアンドロイド(※)を生み出した大阪大学の石黒浩教授は「人間とは何か」を知るための手段として、ロボットの研究をしている。「機械人間オルタ」は、顔や手は人間にそっくりだけど、頭や体は機械がむき出し。動きだけでどこまで人間らしさを表現できるかを調べるためにつくられた。

※アンドロイド=人間にそっくりな人型ロボット。

【2013年~/ロビ】
【2017年~/ロビ2】
<世界でも大人気 コミュニケーションロボット>
 愛くるしい動きや会話が楽しめる人型コミュニケーションロボット「ロビ」。毎号付録のパーツを組み立てると完成する、マガジンシリーズ「週刊ロビ」の初版は、海外も含めて30万部の大ヒットに。今年6月から「週刊ロビ2」が発売中。

■「不気味の谷現象」とは?

 人間そっくりの姿を追求すると、ある時点で不気味と感じるようになり、さらに人間に近づくと親しみがわいてくるようになる。これを「不気味の谷現象」という。アニメ・映画の製作者やロボット開発者たちは、この谷に落ちないようなキャラクターデザインを心がけているそうだ。

※月刊ジュニアエラ 2017年10月号より

ジュニアエラ 2017年 10 月号 [雑誌]

ジュニアエラ 2017年 10 月号 [雑誌]
著者 開く閉じる
AERA dot.編集部
AERA dot.編集部
1 2 3