監督さんからそう呼ばれているので、僕もそう呼んでいます。「亮」っていうより、なんか役と仲良くなれそうかなと思って(笑い)。
――同世代の俳優さんと共演する機会が多いですが、仲良くなるコツは?
う~ん……僕、自分から盛り上げるムードメーカータイプではないんですよね。誰かがしゃべって、それに突っ込んで、だんだん慣れていくみたいな。まだ一対一のほうがしゃべれるから、一人ずつ距離を詰めていく感じですかね。この現場でのムードメーカーは「みつお」(後藤三生役=前田航基)。現場の裏側もそれぞれキャラ通りって感じかもしれないですね。
――日本アカデミー賞の新人俳優賞も受賞して、俳優としていい流れのなかにありますが、今回のドラマで強化したい面は?
演じるうちに、自然に出る立ち居振る舞いみたいなもの……今はまだ監督さんから「りょーちんなら、こうするんじゃない?」とアドバイスされることもよくあって。細かい部分が自分だけでは抜けてしまうんですよ。そういう部分も自然とできるぐらい、役になりきれるというか、表現できる俳優になりたいです。演じる面白さは、僕が知らない世界を「生きられる」こと。気仙沼の住人として東日本大震災とも向き合い、しっかりりょーちんを生きたいと思っています。
【教えて廉くん!】
ジュニアエラ読者の子どもたちからの質問に答えてくれました!
●いいカードが出なかったら無駄遣いになってしまうカードパック。どうすれば後悔しないですむ? (ペペみんなペプー・13歳)
僕も買ってたなぁ。でも欲しいカードが出なくても後悔って感じはなかったよ。もう、後悔するなら買わない!しかなくない? せめて、無駄遣いかも、と自分で納得してから買おう。
●「積極的にお手伝いしなさい」と大人はよく言いますが、何をすればいいかわかりません。どうすればいい? (ちーちゃん・小6)
時間があったらお母さんの肩をもんであげてください。肩もみは間違いないと思う。僕? 僕は求められなかったのでしてないですけど(笑い)。お母さん、一番うれしいはずやから。
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