――アイドルとして完璧な回答だとSNSでバズった伝説の回ですね(19年11月号)。「Q&A」ではたくさんの神回答が誕生しました。答えにくかったとか、会心のアンサーだったとか、覚えているものはありますか?
勝利 それ、自分で言うの恥ずかしすぎるよ(笑い)。でもそうか、ネットで読めるなら俺も調べてみようかな。
風磨 答えにくかったのはなかったな。自分もしっかり思春期を通ってきてるし、読者のみんなよりもたぶんはみ出してきたので、「わかるな」という悩みばっかりでしたね。
健人 俺は、自己肯定感をどう高めるか、という質問に「何でもいいから継続させて」と答えたんだけど(20年11月号)、ちょうど「KenTeaTime」(Johnny's web内の個人ブログ)が1500回更新のときで。
勝利 すごっ。(堂本)光一くんの舞台「Endless SHOCK」みたい。
健人 「Endless KTT」です☆ 今はもう2000回を突破してるんだけど。まあ、そうやって実体験を踏まえながらアドバイスできたのはうれしかったし、アイドルとしても光栄でしたね。
聡 僕はこれが好き。風磨くんが「少クラ」ではっちゃけた「スキすぎて」を披露した意味を語った回(19年10月号)。マリちゃんからのムチャぶりにもいい回答をしてて。人生を楽しめてないなぁと思う方がいたら読んでもらいたいですね。ポジティブになれると思う。
風磨 俺はマリウスの恋愛観がうかがえるやつがよかった(19年5月号)。考え方が素敵だし、包み込むような温かさがあって。
健人 勝利の子育てアドバイスもいいよ。「心が動かない、やりたくないことばかりやっていたら、大人になって本当の『好き』がわからなくなってしまう」(20年9月号)。格言、ありがとうございます!
――相談に答えていくなかで自分自身の変化、あるいはメンバーの変化みたいなものを感じることはありましたか?
勝利 僕は自分のラジオでも「想談部屋」という、リスナーの“想談”に答えるコーナーを立ち上げたのもあって、自分の新しい一面を引き出してくれたなと思ってます。どう答えるかは「ジュニアエラ」と影響し合ってる感じがあった。
風磨 変化でいうとマリウスじゃない? 16歳から20代って全然違いますからね。
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