yuu:うちの息子は3歳半くらいからプラレールを分解しはじめて、もちろん分解しても直せないんですが、好きにやらせていたら4歳くらいで元に戻せるようになって。今もそういうことが得意です。分解しているときの目を見ると、グーっと集中してるんですよね。やってることは無茶苦茶だけど、顔がすごく真剣。それを見たら、止めなくてもいいかなと。

 イライラすることもあるのですが、親が怒りすぎちゃうと、思いついたことを自由にやってみる力が鍛えられないのではと思います。本当にいいところが減ってしまう気がして。 そういえば、高濱先生はフリースクール(花まるエレメンタリースクール)も運営されていますよね。

高濱:学校教育からはみ出てしまう子どもたちの才能を伸ばせないかと考えて作ったスクールです。とがった子が多いので、教員もそれに対応できる能力のある人を集めているので個性豊かです。 でも、そのとがった力が、これからの世界を変えていけるかもしれませんよね。

 (構成/布施奈央子)

※後編<「忙しい親が“文章題”を見てあげることから不幸が始まる」教育のプロが語る理由とは? 東大卒ママと対談>に続く

【後編はこちら】「忙しい親が“文章題”を見てあげることから不幸が始まる」教育のプロが語る理由とは? 東大卒ママと対談
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小3男子を育てるシングルマザー。フルタイムで働く傍ら、親子リンク服“SUGAR”のディレクターを務める。『東大脳を育てる3歳までの習慣』著者。インスタでは知育や美容、旅行など幅広く発信。インスタアカウント@punyuugram 親子リンクコーデ/Director @sugar.__yuu

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