そして、今じつは2人目問題が……。産後、すっかりご無沙汰してしまって(苦笑)。2人目を考えているのだったら早いほうが良いのかもと思いつつ、「年子って大変そう」「子どもがいると妊活のタイミングもどうしたらいいんだろう」って思いながら時が流れ、今に至ります。

――2人目のお話は、ぽちおさんとされているのですか?

 ふわふわっとはしています。最近、ぽちおが転職したので、あまりプレッシャーにならないように、気をつけながら話をしています。

 例えば、芸能人の妊娠のニュースを見かけた時には、ゆるりと話を向けてみたり。男の人はニュースに関する話だと、耳を傾けてくれやすい気がしています。明るい話ですし、いいかなって。ぽちおの気持ちも尊重しながら、進められたらいいなと思っています。    

相手にちゃんと自分の気持ちを伝えられているか

――自身のセックスレスの体験を漫画にした理由は?

 レスについては、これまでの人生で一番、悩んだことで、本1冊ぐらいかけるほど悩みつくしたことでした。同じように悩んでいる人に、私の漫画を届けたいと思ったのです。

 勇気を出してぽちおに漫画にしていいか尋ねたところ。あっけらかんと「レスを恥ずかしいこととは思っていないから」と、OKしてくれました。やりたいことを尊重してくれて、背中を押された感じでした。

――子どもがほしいけれど、パートナーになかなか言い出せない。そんな読者へのアドバイスはありますか。

 良いアドバイスができたら、と思うのですが、またレス中なので……(苦笑)。

 私が言えることは、まずは、自分がどうなりたいか、じっくり考えてみることかなと、思います。なぜ子どもが欲しいのか、どういう生活を送りたいのか。私の場合は、仕事の忙しさからうつ病になって閉塞感があった。それが回復してきて、新しい自分になりたい。環境を変えていきたいと思い始めた。どんな自分になりたいか考えたときに、子ども頼みというわけではありませんが、「子どもを産んでお母さんになる」という未来がほしいと考えました。

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