「今まで一緒に走ってきて、ここまで連れてきてくれてありがとう。明日の試験はドキドキするけれど、でも今私は、やってやるぞ!!とワクワクする気持ちでいっぱいだよ」と明るく言ったのだそうです。小学校受験では、何一つ状況が分からないまま、親の後ろについてくるような形でお受験をした我が子が、いまや、親の前に立ち、前だけを見て進んでいるということを実感させてもらった瞬間、真の喜びを感じたそうです。

 自分の決めた目標に向かって、誰に強制されるわけでもなく努力できる力を手に入れたKちゃんは、これから始まる中学生活を心待ちにしています。そして、Kちゃんは次のステージでも、新たな目標を見つけて、挑戦をし続けていくことでしょう。

(取材・文/鶴島よしみ)

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鶴島よしみ
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