埼玉の私立入試は1月10日がスタートで、各校の試験日が10~12日の間に集中している。公立を日程に組み入れたくても、できない受験生も多かったようだ。特に市立浦和(さいたま市)は659人から496人で、前年比75%と落ち込みが激しかった。

藤田さんは来年の公立中高一貫校の受験(検)の傾向について、次のように語っている。
「26年度以降も緩やかに減少し、倍率も落ちついてくるのではないでしょうか。現在は国立も併願校として私立に組み込まれていますが、いずれは公立中高一貫校もそういう流れにかわっていくと思います」
(取材・文/柿崎明子)
著者 開く閉じる