そのためには、親御さん自身の生活リズムの管理も欠かせません。コロナ禍を機にリモートワークを導入する企業も増え、運動不足で眠れなかったり、だらけて夜更かしをしてしまったりなど、大人でも生活リズムが乱れている人が多いようです。まずは親御さんが率先して規則正しい生活を送ることで、子どもに健康的な生活リズムを身につけさせましょう。

 親子でしっかりと生活のリズムをつくり、親は子どもの体調やそれと連動するメンタルを整えてあげつつ、要所要所で声をかける。全国トップレベルの子どもの親御さんは、それができています。脳のコンディションが整っていれば、小学生の算数は1日15分の規則正しい勉強で全国トップレベルにすることができます。30億件のビッグデータが、それを示しているのです。

学力が高い子の家庭に見られる8つの特徴とは? 調査からわかったことを専門家が解説
小学生30億件の学習データからわかった 算数日本一のこども30人を生み出した究極の勉強法

今木智隆

小学生30億件の学習データからわかった 算数日本一のこども30人を生み出した究極の勉強法
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今木 智隆
今木 智隆

RISU Japan株式会社代表取締役。京都大学大学院エネルギー科学研究科修了後、ユーザ行動調査・デジタルマーケティング領域専門特化型コンサルティングファームのビービット入社。金融・消費財・小売り流通領域クライアント等にコンサルティングサービスを提供し、2012年から同社国内コンサルティングサービス統括責任者に就任。2014年、RISU Japan株式会社を設立。 タブレットを利用した小学生の算数の学習教材「RISU算数」で、のべ30億件のデータを収集し、より学習効果の高いカリキュラムや指導法を考案。

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