日々の子育てで直面するお悩みに、応用行動分析学の専門家、熊 仁美先生と竹内弓乃先生から解決法を伝授している「発達でこぼこキッズ」。「うちの子、発達に特性があるかも」「ちょっとグレーなのかな……」。そう思うことがあっても大丈夫。子どもはだれでも発達途中。親も子もこころがラクになるアイデアを教えてもらいましょう。コミックエッセイストtomekkoさんのマンガで紹介します。

 ある日、相談窓口に1通の相談が舞い込みます。「苦手な宿題をするときに『ぼくはバカだ!』と自分で頭をたたいてしまうのです」――自分で自分を痛めつけてしまう、いわゆる「自傷行動」が起こったとき、親なら誰でも「そんなことないよ」「どうしたの?」と声をかけて止めようしますが、実はこれ、逆効果なのだそう。自然にやめられるようにするにはどう関わるとよいのか、ゆの先生に教えてもらいました。画像をタップしてご覧ください(マンガ:全8枚、解説:全3枚)。

(監修/NPO法人ADDS 熊 仁美、竹内弓乃 作画/tomekko)

【マンガ】こだわりが強すぎる6歳男の子が「こだわらなくて大丈夫」になった状況作り 3つのポイント【発達でこぼこキッズ】
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熊 仁美
博士(心理学) 公認心理師 熊 仁美

NPO法人ADDS共同代表。国立研究開発法人科学技術振興機構採択の研究プロジェクト代表者を務め、保護者支援や発達支援プログラムの開発や効果検証に取り組んできた。一般社団法人公認心理師の会理事。NPO法人ADDS公式サイト

竹内弓乃
臨床心理士 公認心理師 竹内弓乃

NPO法人ADDS共同代表。親子向け療育プログラム、支援者研修プログラム、事業者向けカリキュラム構成システムの開発などに携わる。NHK「でこぼこポン!」番組委員。オンライン発達相談サービス kikotto

tomekko
コミックエッセイスト tomekko

中1、小3、年長の男子3兄弟に夫とほぼ男子校な日々を送っている“ポンコツ母さん”。『AERA with Kids』の「脱・カンペキ親修行」では、鋭い観察眼で子育てや家族、夫婦、教育などについて連載中。Instagramでは13万以上のフォロワーに日々育児絵日記を投稿。インスタアカウント @tomekomet