5)万畳敷

 佐渡はどこに行っても大自然がキレイで、カメラマンさんと一緒に行くとずっと写真を撮り続けているくらい“映えスポット”だらけなんです。なかでもおすすめは、沢崎海岸付近の「万畳敷」ですね。地震で隆起した浅瀬の海岸が広がっていて、条件がよいとすごくキレイな写真が撮れる隠れた名所です。夕暮れどきにぜひ行ってみてください!

⑤日本の「ウユニ塩湖」とも呼ばれる万畳敷(写真/けえさん提供)
夕暮れどきにはこんな写真が撮れることも(写真/PIXTA)

佐渡島でしか味わえない名物グルメ

――佐渡ならではの食べ物のおすすめはありますか?

 佐渡の魚は何でもおいしいのですが、小中学生におすすめしたいのは「佐渡天然ブリカツ丼」です。佐渡産天然ブリを使っていて、お米は佐渡市認証米「朱鷺と暮らす郷」(コシヒカリ)、地元食材を使ったおかずや汁物、デザートまでついているんですよ。いくつかの店舗で食べられますが、僕のお気に入りは「たびのホテル佐渡」に隣接した「味彩」ですね。あとは、僕の動画にもよく登場する「いごねり」も、佐渡の郷土料理です。

佐渡天然ブリカツ丼

――「いごねり」ってこんにゃくみたいな感じに見えますが、どんな味わいですか?

 こんにゃくみたいではあるけど……違って、いごねりとしか言いようのないものです(笑)。日本海でとれるいご草(海藻)を練って伸ばして固めたもので、さっぱりした味わいです。これは子どもというよりは親御さん向けですかね。お酒のおつまみにもいいので、佐渡に行ったらぜひ食べてみてください。

――現在、佐渡島へのアクセスは船のみですよね。船でのおすすめの過ごし方はありますか?

 新潟港からだとジェットフォイル(高速船)で1時間、カーフェリーで2時間半くらい、直江津港からはカーフェリーのみで2時間半ほどです。ジェットフォイルは速いんですが、外に出られないので座っているだけなんです。カーフェリーだと歩き回って甲板にも出られるし、船によっては食堂があって「佐渡汽船カレー」が食べられたり、ゲームコーナーで遊べたりするので楽しいですよ!

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