え? お米の中の神様は「7人」なんですか? 調べてみたら確かに7人説が多いみたいですね。でも曽根家では3人でした。なんでかなぁ(笑)。

 お米って、一粒一粒丹精込めて作られるものですよね。母方のおじいちゃんがお米を作っていたので、よーくわかります。おじいちゃんに感謝しながら、おいしくたくさん食べていた記憶があります。作った人のことを考えることも、大切な食育だったんだと思います。

 子どもたちは親の食べ方をちゃんと見ているようで、私が残さずに食べるから、子どもたちも残さない。まずは自分が見本になれるように、って思っています。

 言葉でも伝えますね。「ママは食べ物でお仕事をいただいているから、食べ物には本当に感謝しているんだよ」って。子どもたちにもこの気持ちは届いていると思います。

子どもの好き嫌いがあったら? ギャル曽根流の工夫とは

 そのせいか、うちの子たちは好き嫌いがありません。野菜もよく食べます。離乳食のころから、いろんな種類の野菜を食べさせてきたので、成長してからも抵抗がないのかもしれません。

 唯一、息子は生野菜のサラダがちょっと苦手。離乳食の本などに「生野菜は避けて」と書かれていて、温野菜ばかり食べさせていたからかも? 「いつから生野菜をあげていいのかな」と思いながら、なかなか出せずにいました。

 それでも学校の給食で出てくると、残さずに食べているみたいです。友だちと一緒だと食べられるんだって。だったらそれで十分かな、と思っています。

 もし野菜が苦手な子がいたら、定番ですが、細かく刻んでスープにしたり、ハンバーグに混ぜたりしてみるのがいいと思います。食べられたら、そのあとめっちゃ褒めてあげましょう。「食べられたじゃん! すごいねえ!」って。

 一緒に料理するのもいいですよね。自分で切った野菜には愛着がわくものです。型抜きもおすすめ。にんじんを星形に抜いたら、かわいくて食べたくなるかも!

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