年々子どもが大きくなり「今年の夏は家で仕事をする時間ができるのでは」とうっかり期待してしまったというのは、中1、小3、年長と3人の男子を育てるコミックエッセイストtomekkoさん。「子の“ひま度”と反比例するように親の多忙は極まれり」と子どもたちとのカオスな夏休みを振り返り、なぜ休みに子どもたちがダラダラしてしまうのか、考察しました。
子育て中の皆さん、夏休みいかがお過ごしですか。8月後半戦、私はとっくにライフゼロです。
今年は3人の子どもたちが保育園、小学生、中学生と全員所属が分かれるはじめての夏なんですが、実は私自身が仕事ではじめてのチャレンジもあり、その準備でキャパオーバー気味でした。夫もこの上なく多忙なうえ子どもたちの過ごし方を計画しておく余裕がなかったことも重なり、ほぼ夏が終わろうとしている今は後悔や反省、怒りの矛先をどこに向けたらよいのか、混とんとしています。小学生・中学生と所属の違う子どものいるお家では、長期休暇を学童以外ではどんな方法で乗り切っているのでしょうか?
中学生はやっぱり部活と塾? かわいい子には旅をさせよってことでサマーキャンプや習い事の合宿なんかもありでしょうか。何をさせるにもお金がかかりますねぇ。しかも小学生と中学生ではやりたいこと、必要な経験のレベルも微妙に違う。親は自分の仕事もしなければならないし、成長期の体力有り余った男子たちを実家に丸投げするには親が歳を取りすぎていて忍びない。
正直始まってみるまでどんな生活になるのか、想像が追いついてなくて。
中学生は手がかからないという気持ちもあり、平日はワンオペ在宅フリーランスの私、子どもたちもみんなそれぞれ大きくなってきたし、まぁニイチャンズは自分たちで予定を入れて動くだろう。三男は保育園だしそんなに普段と変わらず日中は仕事ができるかな〜なんて軽〜く考えていたところ……。
ぜんっぜん思惑と違いました。諸事情(という名の無計画)あって子どもたちが全員揃って
超 ひ ま !!!!
な状態になってしまい、なぜか子の「ひま度」と反比例するように親の多忙は極まれり……。えーなんで子どもが一日家にいるだけでこんなに疲れるんだろう?
次のページへキィー! イライラするぅ!!