こんにちは。みなさま、夏休みをいかがお過ごしですか? 

 先日、編集部に『ジュニアエラ』のスーパーキッズコーナーでご紹介した、「あやとりサトシ」こと大坂聡志さん(小4)が遊びにきてくれました。

 聡志さんは、小1からあやとりにハマり、「あやとり教育指導員」の資格を小2で取得(当時の最年少記録だそう!)。昨年はテレビ番組「マツコの知らない世界」に出演し、マツコ・デラックスさんにあやとりの魅力を紹介したことも。現在は福祉施設や地域のカフェ、保育園などで、あやとりを広める活動をしていて、この夏休み後半も10カ所ほどイベントがあるそう。とても忙しそうです!

 編集部メンバーに、あやとりの技を見せてくれた聡志さん。パリ五輪にちなんで、オリンピックの五輪のマークをつくってくれたり、富士山に日がのぼる様子を見せてくれたり(動画もお楽しみください)。即興で、AERA with Kidsの頭文字「A」もつくってくれました。これまで400以上の技を創作してきたそうで、技の豊富さに編集部メンバーも舌を巻きました。

 校閲のお仕事に興味があるそうで、出版校閲部も見学しました。藤井広基部長から、世界のことわざ事典など、さまざまな校閲資料を見せてもらうと、熱心にノートにメモを取ったり、写真に収めたりしていました。「あやとり」も同じで、ノートを常に持ち歩き、新しい技を思いつくと忘れないよう、すぐに書き留めておくといいます。「好奇心が旺盛で、自ら好きなことを突き詰めていく」――。この姿勢がスーパーキッズのゆえんなんだなと感じました。

出版校閲部の藤井広基部長(左)から資料を見せてもらう大坂聡志さん(右)。となりは父・正志さん。

 発売中の『AERA with Kids2024年夏号』では、聡志さんのご両親に、どんなふうに育てたのか、子育ての軸をお聞きしています。こちらもぜひチェックしてみてください。

(編集部・平井啓子、橋爪玲子)

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AERA with Kids+編集部
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