幼少期に絵本はたくさん読んでくれたけど、絵本の次のステップにはどんな本がいいんだろう?――。そんな悩みを抱えるママ・パパに向けて、幼年童話を中心に、絵本から読みものへの橋渡しとなるおすすめの一冊を紹介します。

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あらすじ

 なほちゃんが、隣に住むともこおばさんの家へ遊びにいくと、おばさんは大きい子たちに紙を配っていました。「おおきいこは、あさって、かわらに キャンプにいきますよ。このかみに かいてあるものをそろえなさい」大きい子たちは大喜びです。

 なほちゃんが「わたしもいく!」と言うと、「ちっちゃいこはだめ!」と大きい子たちが言いました。重い荷物をもって歩けないから、すぐ泣くから、ごはんを炊く薪を集められないから、夜暗いとこわがるから……。でもなほちゃんは、泣かないしこわがらないと約束しました。

 おばさんはみんなと同じ紙をくれて、なほちゃんも連れていくと言ってくれます。さあ、協力してキャンプの準備をして出発です。歩いて、テントを張って、川に入り、川でひやしたスイカを食べて……自然の中で充実の一日をすごす、はじめてのキャンプのお話です。

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大和田佳世
ライター 大和田佳世

絵本・児童書のライター。出版社勤務を経て2009年よりフリーランスに。絵本・児童書情報サイト「絵本ナビ」や朝日新聞社が運営する本の情報サイト「好書好日(こうしょこうじつ)」などの他、雑誌「MOE」、出版社の各Webメディアで執筆。作家、翻訳家へのインタビュー多数。子どもは小中高の3人。

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