まぁそんなことを言いながらも、僕だってまだ育児に100%関われているわけではなく、せいぜい30%くらいじゃないかというのが正直なところです。でも今の僕が自分自身の育児を採点するなら、やっぱり100点をつけたい……いや、少なくとも100点を目指してはいます(笑)。家族4人でご飯に行くってなったら、妻とは一切打ち合わせをしなくても瞬時に荷物の準備ができますし、娘が「つるつるを食べたい」と言えば、うどんを買って来て、大人用にネギ入り、子ども用にはネギなしの2種類を準備することもできますから。こういう育児の力は、僕も時間をかけて少しずつ身につけてきました。仕事が立て込んで家族と過ごす時間が少なくなるとどうしても育児力が鈍るので、そこは気をつけつつ、今後も頑張っていこうと思います。

※<前編>2児の父・古坂大魔王が“育休”を取ってわかったこと 「妻は毎日子育てマラソンを100キロ走っているようなもの」から続く

(構成/木下昌子)

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木下昌子
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