古坂大魔王さんは、奥様と年長、年少の2人の娘さんの4人家族。青森で生まれ、男3人兄弟の次男として育った古坂さんにとって、女の子の子育てはまったくの未知の世界だったといいます。娘さんの習い事、ご自身の小さい頃の思い出、さらには子育てで使える「古坂流トーク回し」についても、お話を聞きました。※<前編>2児の父・古坂大魔王が“育休”を取ってわかったこと 「妻は毎日子育てマラソンを100キロ走っているようなもの」から続く
【写真】バレエを練習する古坂大魔王の娘さんはこちら「勉強して一番になれ」が母の教えだった
――古坂さんは男3人兄弟だそうですね。
僕は兄と弟に挟まれた次男です。うちの母はずっと女の子が欲しかったみたいなんですけどね。でも驚くことに、兄貴のところも、うちも、弟のところも、子どもは全員女の子。母の念が届いたんです(笑)
――古坂さんのお母様は、どんな方ですか?
母は青森で漁師をしており、結婚を機に青森市内にやって来ました。たまたま家の両隣がお医者さんと公務員だったから、刺激を受けたんでしょう。僕ら兄弟は毎日母から「勉強しろ」「勉強して一番になって、下にいる人たちを上さ引っ張ってやれ」と言われて育ちました。結果、兄貴は銀行の支店長になって弟は大学の准教授になりましたから、母の夢は3分の2だけ叶ったということです(笑)。
習い事はバレエと声楽 親バカ込みでも「うちの子はすごい」
――現在娘さんは年長さんと年少さんですが、小学校進学や習い事についてはどのように考えていますか?
学校に関しては、近隣の小学校の評判がいいので、受験はしなくてもいいかな、と思っています。今は勉強をたくさんさせるより、いろいろなことを見せたり体験させたりした方が、いい発見があるんじゃないかな、と。
習い事は、上の子がバレエと声楽をやっています。ついこの間バレエの発表会があったんですが、僕、最後は感動して泣きまくっちゃって(笑)。本番に向けて練習やリハーサルをしたり、緊張しながら舞台に出て大きな拍手をもらったり、娘にとっても本当にいい経験だったと思います。
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