19日放送の「きょうの料理」(Eテレ・午後9時)は「明日香と飯尾の」で、和田明日香とずんの飯尾和樹が登場する人気シリーズだ。家庭に余りがちな食材を上手に使っておいしく食べきるアイデアレシピを3品紹介する。明日香流のワザが光る炒め物、ボリュームサラダ、失敗なしのチヂミ。その切り方にも注目! そんな和田明日香の過去の人気記事を振り返る。(「AERA with Kids+」2022年1月10日配信の記事を再編集したものです。本文中の年齢等は配信当時)。

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 どのレシピも「かんたんに作れておいしい!」「子どももよく食べる」と、ママたちに大人気。さまざまなメディアで活躍中の料理家、和田明日香さんは、実は結婚するまで「まったくの料理オンチ」だったそう。料理の道に進んだ経緯や3人の子どもたち、そして義母の料理愛好家、平野レミさんとの日常を「AERA with Kids冬号」でうかがいました。

 小学校から高校まで女子校でした。よく「意外」と言われるのですが、実は私、スポーツが苦手で、運動よりも教室で友達とワイワイおしゃべり派。小学6年生のときです。少しぽっちゃりした自分の体形が気になり始め「これは運動しないとまずい!」と、中学校では当時いちばん厳しいといわれていたハンドボール部に入部しました。練習のおかげで、体形もスッキリ(笑)。

 部活は中学2年生まで続けて、3年生で生徒会長に立候補したんです。一貫校なので、高校と連携して生徒会活動を行うのですが、高校生の先輩たちの仕事ぶりに憧れて……。結局、高校でも生徒会長を務めました。

 この時代の友達は、私のことを家族よりもわかってくれている人たち。今も悩みや迷いがあると相談して、前に進んでいます。一生つきあえる大切な友達に囲まれて、料理好きの両親が作ってくれるおいしいご飯をたくさん食べて、幸せな小・中・高時代でした。

 大学では、2年生からMTVジャパンのインターンに採用していただき、アーティストのブッキングやアテンド、イベントの企画などを行う部署に配属されました。かっこいいミュージックビデオや毎年行われる華やかなアワードなど、中学生の頃から憧れだった世界。毎日が楽しくて、もしかすると大学にいるよりも長い時間をMTVジャパンで過ごしていたのでは?と思うくらい一生懸命に働きました。

 このインターン活動がきっかけで音楽関係の会社に就職が決まったんです。ここまで、私の中で「料理を作る」という選択肢はまったくありませんでした。食べることは大好きだけど、料理は「人さまが作ってくれるもの」だったのです(笑)。

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AERA編集部
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