「この人とは友だちになれそうかな?」を探ります
芸能人じゃないママ友も、もちろんたくさんいます。
特に仲よしのママ友たちとは、夏休みや春休みに母子で泊まりがけの旅行に行くこともあります。大阪のUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)に行ったり、伊豆や箱根のホテルに泊まって温泉を堪能したり……。
グループLINEでもよくおしゃべりしますね。「テストの範囲はどこだっけ?」「持ち物はこれでいいの?」と質問したり、教えたり。わが子の学校生活をサポートするうえで不可欠な存在でもあります。
思えば彼女たちだって、最初はただの「子どもの友だちのママ」。
でも、せっかく同い年の子どもがいて、そのご縁で出会ったのだから、本当の友だちになりたいなぁと私は思うんです。子どもの話だけじゃなくて、仕事の話や家庭のこと、趣味、美容のことを何でも話せる友だちになりたいと思っています。
そうは言っても、最初は探り探りです。
私の仕事はちょっと特殊なので、「ギャル曽根」という存在がハードルになったり、ちょっと避けたいなって思う人もいるだろうし、その気持ちもわかります。
だから、子どもの友だちを初めて家に誘うときには、とても慎重になります。
「息子が休日に遊びたいっていうんですが、今度わが家にいらっしゃいませんか?」と声をかけ、その反応をちゃんと見ることにしています。そこに「壁」があると感じたら、いったん引く。グイグイ行くことはしません。
そう考えると、「ギャル曽根かどうかなんて関係ない! 子ども同士が仲よしなら、親とも仲よくしたい」と思ってくれるママたちと親しくなっているのかな、と思います。
子ども同士のトラブルもママたちで情報交換
子どもが小学生になると、親の目の届かないところで大小いろんなトラブルがありますよね。やった・やられた、言った・言ってない……。
そういうとき私は、ママ友の間で情報収集をします。
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