いつもより少し時間に余裕があるときに、ぜひ作ってほしいレシピがあります。それは、一度作れば1カ月、モノによっては6カ月も保存が可能なタレやソース。保存食は煮沸消毒したビンに保存するのが基本ですが、塩分濃度が高いものなら、フリーザーバッグやコンテナなどの容器を使ってもOK。フードスタイリスト・ダンノマリコさんの著書『野菜・果物・魚介・肉 365日おいしいびん詰め 保存食&食べ方テク』(朝日新聞出版)に収録されている、使い勝手のいいタレ&ソース3種のレシピをご紹介します。
疲労回復にも効く「にらじょうゆ」
にらの香りで食欲がアップし、疲労回復にも効く「にらじょうゆ」。冷蔵で3カ月ほど持つので、にらが旬の春に作っておくと夏バテが心配な時期にも活用できます。餃子のタレにしてもいいし、肉料理や魚料理にかけてもいい。温めた蒸し中華麺、斜め薄切りにして水にさらした長ねぎ、ほぐしたゆで鶏を和えて、にらじょうゆとごま油をかければ、ランチにぴったりの一皿になります。ビン以外で保存する場合は、早めに食べ切って。
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