言葉をどうアレンジすれば子どもに伝わるか? 

――勉強の習慣づけはどのようにされたのですか?

 私自身が、生きていく上で大切にしているモットーが「やるべきことは先にやる」なんです。仕事でも日常生活でも、面倒くさいことこそ、なるべく率先して自分からやるようにはしていて。例えば、家事が億劫になることもあるじゃないですか。そういった時も「うう…後回しにしたいけど、やることやってから一緒にゲームした方が楽しいもんな! 洗い物してくるわ!」みたいに、あえて声に出します(笑)。そういう姿を見せておいて、息子たちにも、「宿題が終わったら、一緒にゲームしようぜ!」みたいな感じで伝えていますね。

――「宿題終わらせるまで、ゲームは禁止」という言い方とは、全然違いますね。

 そう、言葉の使い方ひとつで、子どもへの伝わり方はずいぶん変わるのだな、というのは、営業職や塾講師をしていた時に学んだこと。「どう言葉をアレンジしたら、もっと伝わるかな?」といつも考えていました。

 まあ、私自身ゲームが好きで、「早くやることやって一緒にやろう!」っていう気持ちがあるのも確かですが…(笑)。息子たちと一緒にオンラインゲームをするために、ニンテンドースイッチ二台買っちゃいましたから。

――全力で遊んでくれるパパがいるから、勉強も楽しく頑張れるのかもしれませんね。パートナーとはどのように子育てを分担されていますか?

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