A. 【2 「持って遊ぶ」から】
おもちゃは手で持って遊べるくらいのサイズのものが多い。そこで平安時代(794~1185年)には手に持って遊ぶものとして「持て遊び」や「持ち遊び」と呼ばれていた。それが次第に「もちゃそび」と呼ばれるようになり、さらに「もちゃ」と略され、頭に「お」がついて「おもちゃ」という言葉になったという。
おもちゃは英語でtoy(トイ)というけど、toyは古い英語で「持って遊ぶ」という意味の「toye」が由来なんだって。日本語も英語も、同じ意味の言葉から誕生しているなんて、おもしろいね。
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杉村 喜光,大崎 メグミ