「伸学会」流!大量の受験勉強を「自分でまわす」ヒント
1)1週間のスケジュールを決まった順序で自分で立てる
「学習時間がどれくらいあるのか」を把握するためには、1週間のサイクルで考えるとわかりやすい。生活のベースとなるもの、遊びなどのお楽しみを入れ、最後に家で勉強できる時間を浮き上がらせる。そこにどう学習内容を入れ込むのかを丁寧に考えていくのが大事。
2)「学習の振り返り」から予定を立てる
「伸びログ」とよばれる日々の学習記録に「その日やった学習」「次にやる学習」を記録していく。フォームは何種類かあり、学習内容を振り返りながらタスクや学習方法を整理する。自分が書きやすいよう、フォームを変更してもOK。学習の累計時間を計算しながら、自信をつけていく。
3)できなかった原因を把握し成長につなげる
学習を見直すなかで大事なのは「できなかったことを失敗とせず、次はこう学習してみよう」という視点で振り返ること。原因には「自分の行動の原因」「学習内容の原因」があり、それに合わせて予定をどう動かすかを考える。うまくいかなかったことはすべて成長のチャンスに。
(取材・文/AERA with Kids編集部)
※「AERA with Kids2023年秋号」から抜粋
AERA with Kids (アエラ ウィズ キッズ) 2023年 秋号 [雑誌]
朝日新聞出版
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