「やはり1回目の挑戦が一番不安だったので、これからは全部の試合で入れていきたいです」
今季はロシアの15、16歳の若手女子3人が、トリプルアクセルや4回転を武器に快進撃を続け、GPファイナルでも表彰台を独占。一方、6位だった平昌五輪女王のアリーナ・ザギトワ選手(ロシア)は一時休養を発表した。紀平選手は言う。
「女子も4回転の時代になった。私も4回転の成功率を上げて戦っていきたい」
3月の世界選手権は、ロシア3強vs.紀平選手という戦いが予想される。大技の練習はケガの危険性も高い。選手たちがベストな状態で試合できることを祈るばかりだ。(ライター・野口美恵)
ジュニアエラ 2020年 02 月号 [雑誌]
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