毎月話題になったニュースを子ども向けにやさしく解説してくれている、小中学生向けの月刊ニュースマガジン『ジュニアエラ』で好評連載中の、友達や先生、親との関係を読者のみんながうまくサバイバルできるよう、Sexy Zoneのメンバーがアドバイスや経験を語るコーナー。今月はマリウス葉くんが「勉強が楽しくなるコツ」について語ってくれました。

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 前回登場した3月号では受験生だったけど、今回から大学生になりました。みんなの「おめでとう」が聞こえるよ。ウフフ、ありがとうございマリウス!

 大学ではさまざまな分野から国際社会について研究して、世界が直面している社会問題の解決策を僕なりに考えてみたい。僕一人で世界は変えられないけど、僕の活動や発言を通して誰かに勇気を与えることや、誰かの悩みを解決するきっかけをつくることはできると思うから。

 そんな目標ができたのは、僕が日本に来てカルチャーショックを受けたことがきっかけ。僕は小さいころから人と話すのが大好きで、人生や未来、社会や政治についてとか、いろんなことを友達と語り合ってきた。一人ひとり意見が違うのは当たり前で、だからこそ自分の個性を知ることができる。でも日本でそれをやる余裕がなかった。そういう場も時間もなくて、その結果、本当の自分じゃなくて、周りが望む色に染まらなくちゃいけないと思い込んだり、一人で悩みを抱えて苦しんだりしている若者が多いことに気づいたんだ。それを変えるためにも、大学で必要な勉強をしなくちゃいけない。

 勉強が嫌いだったり、学びたいと思えない人は、何でそう思うのか考えてみたらいいと思う。学校のカリキュラムがつまらないなら、おもしろい教育システムをつくろうって夢ができるかもしれないし、勉強よりゲームのほうが好きなら、勉強に役立つアプリを開発したいって目標が生まれるかもしれない。嫌なことにだけ向き合ったらどんどん嫌いになるから、好きなことに向かって。

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大道絵里子
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