かわいい声で「いぬのおまわりさん」を歌う、村方乃々佳ちゃんに癒やされた人は多いでしょう。「第35回 童謡こどもの歌コンクール」のこども部門で、史上最年少の2歳で銀賞を受賞し、一躍“かわいすぎる歌姫”として有名になりました。今回、その“ののちゃん”が大好きなママとっしょにインタビューに応じてくれました!

MENU まずは、ののちゃんママに話を聞いてみました。 続いて、ののちゃんにもスペシャルインタビュー。元気いっぱい、にっこにこの笑顔でお話してくれました!

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まずは、ののちゃんママに話を聞いてみました。

――ののちゃんの歌の才能にどうやって気づいたのですか?

 赤ちゃんのころから、歌うと顔を見てくれるし笑うし、歌がコミュニケーションの一つでした。体を揺らして反応してくれたので、歌が好きなんだな、というのを感じました。

――ののちゃんを一躍有名にした「童謡こどもの歌コンクール」に出場したきっかけは?

 コロナでおうち時間が多かったので、YouTubeを見て歌を歌ったりダンスを踊ったりしていたら、関連動画でコンクールの情報を知りました。その時1歳だったけれど、歌が好きだしやってみるか、と思って応募しました。まさかあそこまでいくとは思っていませんでしたが、やるからには年齢なりの精一杯は出したいなと思っていました。今日はお母さんがお客さんやってみるね、今日はお父さんがカメラマンやるね、とかごっこ遊びをしている感じで、ステージに立つことにもちょっとずつ慣れていったという感じでした。

――小さいのに、人前で堂々と歌えることにびっくりしました。

 事前に、このステージに立ってここで歌を歌うんだよと、どういう場所で何をするのかということを、本人なりに理解できるように説明をしています。場所も事前に見せて、ここにキラキラのマイクがあって、ステージの真ん中に歩いてきて歌うんだよ、と伝えて本人がイメージできるようにしています。小さくても、本人が理解できるように説明するのが大事かなと思っています。

――子育てで大事にしていることはなんですか?

 歌も、いま一生懸命やっているスイミングもそうなのですが、楽しいが素地にないと続かないと思うので、何でも楽しめるような雰囲気づくりをしています。この前のスイミングでも、飛び込んだ時の目がよかったねとか、泳ごうという目だったねとか。歌でも、技術的にうまかったではなくて、あきらめなかったね、やり切れたね、ということをほめるようにしています。ささいなことをほめていくと、自分で得意だなと思える。得意で好きなことが多いと人生は楽しいので、子どもが好きなことを見つけられるようにしたいなと思います。

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木村恵子
木村恵子

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