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ローソン社長・竹増貞信「大谷翔平選手にならい、二刀流を歩もう」

連載「コンビニ百里の道をゆく」

竹増貞信AERA#竹増貞信
竹増貞信/2014年にローソン副社長に就任。16年6月から代表取締役社長

竹増貞信/2014年にローソン副社長に就任。16年6月から代表取締役社長

投打に大活躍するロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手/2018年4月6日、米アナハイムで (c)朝日新聞社

投打に大活躍するロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手/2018年4月6日、米アナハイムで (c)朝日新聞社

「コンビニ百里の道をゆく」は、51歳のローソン社長、竹増貞信さんの連載です。経営者のあり方やコンビニの今後について模索する日々をつづります。

【写真】投打に大活躍するロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手

*  *  *
 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手の勢いが止まりません。

 百戦錬磨の強者がひしめく大リーグで、少年のときの無邪気な心そのままに野球に打ち込んでいるように見えて、「ああ、野球ってほんとに楽しいものなんだな」と、その原点を思い起こさせてくれる気がします。

 打席でもマウンドでもランナーになっても、「僕は絶対にベンチに下がりたくないんだ!」という野球少年のような純粋さを感じます。ホームランを打った次の打席で、相手の裏をかいてセーフティーバントで出塁するとか。いたずら少年のような、それでいて嫌みはなく、「心の底から楽しんでいるんだな」と。

 そのことが、応援するこちらにも伝わってくる。私も心を少年時代に引き戻され、一緒にタイムスリップさせられる。そんな感じさえします。

 投打の二刀流については「どちらかに専念しては」という声もあるようです。でも、大リーグに行くときにどちらか一方だけを選んでいたら、もしかしたら野球をいまほど楽しめなかったかもしれない。

 両方を楽しむために、心身をおそらく血のにじむような努力で鍛え、「より高いレベルの楽しみ」を追求していきたい。そんな大谷さんを見ていると、僕らももっと仕事を楽しんでやらなきゃ、という思いにさせられます。

 そこに可能性があって、自分がやりたいなら、チャレンジしていくべきです。それはビジネスも同じだと私は思います。やりたいことを最初から人に言われて我慢するより、多少失敗したって、やりたいことをやったほうがいい。チャレンジして、また考えればいい。

 大谷選手の更なる活躍を応援しています。本塁打王も盗塁王も最多勝もタイトル全部とって、大リーグの「感じのいいガキ大将」みたいな存在になってほしいですね(笑)。

竹増貞信(たけます・さだのぶ)/1969年、大阪府生まれ。大阪大学経済学部卒業後、三菱商事に入社。2014年にローソン副社長に就任。16年6月から代表取締役社長

AERA 2021年7月19日号


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竹増貞信(たけます・さだのぶ)/1969年、大阪府生まれ。大阪大学経済学部卒業後、三菱商事に入社。2014年にローソン副社長に就任。16年6月から代表取締役社長

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