日本は今、高齢化が世界でも例にないほどの速さで進んでいる。このような状況下では、今後は介護や医療のサポートをする生活支援ロボットや、働き手が減る職場での労働力不足を補うことができるロボットなど、今以上にロボットの支えが必要な時代になっていくことだろう。

 これから先、私たちはどんなロボットと出会い、一緒に生活するようになるのか、未来を想像するとワクワクするね!

●ロボットが身近にいる未来

<通訳・翻訳>
外国語がすぐに訳されるようになり、時間をかけて語学を学ぶ必要がなくなるかもしれない。また言葉の壁がなくなることで一気に国際化が進む。人間同士だけでなく、ペットとも会話ができるようになるかもしれない。

<自動運転車>
実用化が近いといわれる自動運転車。高齢者でも安心して車移動ができたり、車で食事に行ってお酒を飲んでも、自動運転による車で帰ることもできたりする。子どもだけで車に乗って外出することが可能になるかもしれない。

<日常生活>
掃除や洗濯、料理をするだけでなく、赤ちゃんのお世話や子どもの勉強まで教えてくれる高性能な家庭ロボットが、一家に一台、気軽に買える値段で登場するかもしれない。

<介護・医療>
人工知能が「こうすると人間は痛いと感じる」ということが認識できると、痛くないようにやさしく触る、傷つけないように運ぶなど、繊細な行動もできるようになる。

※月刊ジュニアエラ 2020年11月号より

ジュニアエラ 2020年 11 月号 [雑誌]

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AERA編集部
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