デキる課長のコミュニケーション【部下編】 「見てくれてる」実感が成果につながる (2/3) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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デキる課長のコミュニケーション【部下編】 「見てくれてる」実感が成果につながる

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福井洋平,高橋有紀,竹下郁子AERA#仕事#企業
ときにははっきりダメ出し、ときにはお土産に工夫をこらして……部下と上手に付き合う方法は?(※イメージ)

ときにははっきりダメ出し、ときにはお土産に工夫をこらして……部下と上手に付き合う方法は?(※イメージ)

●男女それぞれのコツ

 Sansanシニアマネジャーの芳賀諭史さん(37)も、部下には積極的に話しかける。

 以前、別の会社に勤めていたときは、自分と同じレベルの仕事のクオリティーを周りにも求めて、チームのメンバーが疲弊し、脱落することもあった。マネジャーになったいま、その失敗は繰り返したくない。

「相手をとことんまで追い詰めることはやめました。いまは、なるべく楽しそうな雰囲気を出すようにしています」

 マネジャーになってからは、『3分間コーチ』というベストセラーの方法論を取り入れて、

「今日は◯◯社に行くの?」

「今月決まりそうなあの案件、どうなってる?」

 といった細かな質問をするよう、心がけているという。

「忙しいときも、たとえ短くても時間をとって、部下の話を聞き、それぞれの行動や動機に裏付けていこうとしています」

 男女の部下で、コミュニケーションの仕方を変えているのだろうか。

「男性部下には、ポイントを絞って結論から報告するように求めますが、女性の部下にはそういうことは言いません。じっくり話を聞くようにしています。『どんな細かいことでも、いつでも相談してね』と、よく言っていますね」(芳賀さん)

 効率的なコミュニケーションのためには「場づくり」も欠かせない。広島県庁の大内さんは、会議は必ず午前中にやることを提案し、課のルールにした。

「一日の早い段階で方針を決め、午後はそれに向かって突き進む。残業減にもつながります」

 フロアには、立って会議をする机を取り入れた。足が疲れるため、会議が長引かない。

 そんなフロアを、

「話しかけられやすい雰囲気を作るよう、机にふんぞり返らずなるべく声かけしながらうろうろしています」

 部下は用事もないのに上司に話しかけたりはしづらいものだから、と。


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