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「母親が浮気してつらい」ラジオに集まる子どもの本音

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AERA#出産と子育て
番組に寄せられた相談メール。月数十通寄せられる。その後、電話でつながるのは1割弱という(撮影/高井正彦)

番組に寄せられた相談メール。月数十通寄せられる。その後、電話でつながるのは1割弱という(撮影/高井正彦)

 TBSラジオ「全国こども電話相談室・リアル!」は、子ども向け長寿番組をリニューアルして6年目。自他共に「おせっかい」と認めるDJ「レモンさん」こと山本シュウさんと、男女の中学生タレント4人が、小中学生リスナーから寄せられるさまざまな悩みに対して、どうしたらいいか解決策を一緒に考えてくれるのが売りだ。

 誰にも言えずに苦しんでいる、すぐにでも相談にのってほしい。そうした急ぎの相談が来ることもある。いじめ。虐待。中でも子どもが相談相手に困るのは親の離婚や不倫だ。

 中学1年男子の「ネコくん」は、「母親が浮気して家の中がつらい」と番組にSOSを出した。番組では、父親から母親の浮気と離婚の話を聞いたこと、たまに母親から自分の携帯に電話があり、母親に会いたいが、父親が怖くて会えない思いを、涙声で話した。

「お母さんに言ってるよね。つらいんだけどって」(レモンさん)
「言えないです」(ネコくん)
「どうして?」(レモンさん)
「それでまた変な方向に発展したくない」(ネコくん)
「それは? 変な方向って?」(レモンさん)
「あまり母親と連絡取るなって言われていて。変なこと母親に言って、また父さんが怒るので」(ネコくん)

 相談によって引きこもりから脱け出した例も。

「中学2年の妹が友達と気まずくなり引きこもりに。もうすぐ妹の学年の修学旅行なので行かせてあげたい」と「みっちー」の姉から相談があった。電話では本人だけでなく、お母さんも登場した。本人も電話相談するうちに勇気が出てきて、無事、修学旅行に参加した。その後も番組の応援を受けながら徐々に指導教室に行き始め、高校進学を果たした。

AERA 2014年1月27日号より抜粋


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