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夏のボーナス 賢く貯めるなら「ネット銀行」

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みずほ証券の石津健太郎氏は「そもそも昨年冬までの水準が低すぎた」と言う。それでもこの夏のボーナスは、全体で見れば微増程度に落ち着きそう。冬に向けてはさらに、「不透明感が強まる」(石津氏)(撮影/写真部・松永卓也)

みずほ証券の石津健太郎氏は「そもそも昨年冬までの水準が低すぎた」と言う。それでもこの夏のボーナスは、全体で見れば微増程度に落ち着きそう。冬に向けてはさらに、「不透明感が強まる」(石津氏)(撮影/写真部・松永卓也)

 もう間もなく、夏のボーナスが支給される。会社によっては、既に振り込まれたところもあるだろう。ここ数年の景気を反映してか、ボーナスの使い道としては「貯蓄」を挙げる人が多いが、貯めるにしてもできるだけ賢い方法をとりたいところだ。

 都内の銀行で働く43歳の男性は、明細票を見てホッと胸をなでおろした。最近の株価上昇や国債価格の上昇を反映して、銀行を取り巻く環境が改善。数年ぶりにボーナスが増えて、今夏のボーナスの手取り額が140万円を超えた。とはいっても、保育園と小学生の子どもがいる。

「帰省のついでに、少し豪華なホテルに泊まったり、遊園地に遊びに行ったりしたいですね。まずは貯めることが大前提。半分の70万円は定期に入れて、50万円ぐらいは住宅ローンの返済にあてようと思っています」

「何よりも貯蓄したい!」という声は多い。ファイナンシャルプランナーの畠中雅子さんは、「将来に対して不安があるのでしょう。相談にくる人も、若い人ほど、貯蓄願望が強いと感じています」と話す。

 預金でお薦めは、ネット銀行の定期預金だ。例えば、スルガ銀行ANA支店は9月29日まで、1年間の金利が0.4%になるキャンペーン(300万円以上預け入れ)や、10万円の預け入れごとに100マイルがもらえるキャンペーンなどを実施している。トマト銀行ももたろう支店のきびだんご定期預金の金利は、0.3%以上だ。

 また、1年以上、確実に引き出す予定がないお金は個人向け国債の変動10年も検討したい。個人向け国債は固定3年、固定5年、変動10年のタイプがあり1万円から買える。変動10年は一番金利が高く、現在、募集しているものは0.57%。

「個人向け国債は国が保証しているので預金と同じように使えます。なかでも変動10年は金利が高い。本当に物価が2%上昇するのだったら、それに合わせて上がっていくでしょう」(ファイナンシャルプランナーの坂本綾子さん)

「変動10年といっても、10年間 持っていなくてもいいんです。1年間は解約できませんが、1年経ったら元本割れを心配せず解約できます」(ファイナンシャルプランナーの前川貢さん)

AERA 2013年7月1日号


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