まだ間に合う! 9月期末限定の記念「株主優待」を狙え 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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まだ間に合う! 9月期末限定の記念「株主優待」を狙え

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天野秀夫週刊朝日
東京証券取引所 (c)朝日新聞社

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編集部厳選! 9月にもらえる株主優待30【1/2】 (週刊朝日2020年10月2日号より)

編集部厳選! 9月にもらえる株主優待30【1/2】 (週刊朝日2020年10月2日号より)

編集部厳選! 9月にもらえる株主優待30【2/2】 (週刊朝日2020年10月2日号より)

編集部厳選! 9月にもらえる株主優待30【2/2】 (週刊朝日2020年10月2日号より)

 コロナ禍で自宅で過ごすことが増えたという人は多い。ジワリと広がってきたのが、自宅で楽しめる株主優待の人気だ。例年とはひと味違う食欲の秋、味覚の秋を株主優待で先取りしてみたい。

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 ことし9月の株主優待がもらえる“権利”が確定する最終売買日は28日の月曜日。本誌発売の直後のタイミングならば、まだ十分に間に合う。9月は3月に続いて株主優待の多い月となっており、それだけ魅力的なものも多い。

 この9月末に株主優待の権利が発生する上場企業は400銘柄超とされる。

「3月末と9月末の年2回設定する企業が増えてきていることもあるが、企業にとって3月の決算期末、年度末は事務的に忙しい時期にあたる。そのため、株主優待の権利月を9月にするという上場企業の判断もあるようだ」(証券会社関係者)

 また、「9月末権利確定だと、優待の発送は11月下旬から12月上旬。3月末だと5月下旬から6月上旬となる。梅雨時の食品の発送は食中毒などのリスクがあるため、9月末のほうが安心感がある」(食品メーカー関係者)のだそうだ。このほか、株主優待の王道商品ともいえるのがお米。「9月ならば、新米を株主に送付できる」(上場企業関係者)といった季節要因もあるという。

 新型コロナウイルスは株主優待にも様々な影響を与えている。コロナ禍によって企業の業績が低迷し、コストを圧迫する株主優待制度を廃止したり、優待内容を見直したりする企業も出てきている。9月中旬に外食大手のすかいらーくホールディングスは、100株以上300株未満の株主に設定していた年間6千円の食事券を4千円に減額するなどと発表したことを受け株価は急落した。

 その一方で、今春は外出自粛期間が長かったため、日本マクドナルドホールディングスや松屋フーズホールディングスなど食事優待券が利用できる期限を延長する企業も数多くみられた。

 さて、プロがすすめる狙い目の株主優待にはどんなものがあるだろうか。金融ジャーナリストの三枝裕介氏に聞いた。

「最近は、地方の特産品や災害地を支援するといった優待が増えているのが特徴のひとつです」と解説しつつ、中でも注目は、今9月期末限定の記念株主優待だという。

「食品軽包装資材の専門商社で東証1部の高速は、創立55周年を記念して9月末と来年3月末の2回に限定して、それぞれ100株以上保有する株主にクオカード2千円分を贈呈することを5月に発表している。また、鮮魚専門店を展開する東証1部の魚力は、創業90周年を記念して通常の優待内容に、青森県深浦産の紅ずわいがにを使用した『あおさのり入かに風味即席みそ汁(生みそタイプ)』(1袋5食入)を追加している」

 ただし、株主優待の権利を得た後に、業績不安などから株価が下落しては本末転倒だ。東証1部のSHOEIや綿半ホールディングスなど、8月以降に株主優待の新設や、内容の拡充を発表した企業は、一般的に業績の不安感が少ないと判断できるという。(マーケットアドバイザー・天野秀夫)

週刊朝日  2020年10月2日号


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