ペッパー君さようなら 8割超が“もう要らない” (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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ペッパー君さようなら 8割超が“もう要らない”

田中将介週刊朝日
孫正義氏と「握手」をし、前途洋々のはずだったペッパー君 (c)朝日新聞社

孫正義氏と「握手」をし、前途洋々のはずだったペッパー君 (c)朝日新聞社

 AIベンチャー社長の高倉葉太氏もこう指摘する。

「開発ツールが整っているソフトバンク制作なので、技術的にはお墨付きでしょう。ただ、技術をどう生かすかがカギ。Pepperは、技術や人工知能の無駄遣いと言えるのでは」

 さらにネックなのは費用だ。ソフトバンクロボティクスによれば、Pepperの法人向けプラン(3年契約)は、手数料と月額利用料で198万9800円(税抜き)。「アプリのほうが便利でかつ安いので、Pepperを使う意味がなくなりました」(企業担当者)

 しかしソフトバンクはただでは転ばないだろう。

「数多くのロボットを開発してきた米のベンチャー企業『ボストン・ダイナミクス』を買収した。返却されたPepperと、ボストン・ダイナミクスの技術を組み合わせて、次世代の技術開発につなげるのではないでしょうか」(高倉氏)

 うつむいて倉庫に眠るPepperのリニューアルした姿を見たいものだ。(本誌・田中将介)

週刊朝日  2018年11月2日号


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