ASKAが音楽配信会社を立ち上げ、新聞一面広告を出した意図とは? (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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ASKAが音楽配信会社を立ち上げ、新聞一面広告を出した意図とは?

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前田伸也週刊朝日
本格的な音楽活動を再開させたASKA (c)朝日新聞社

本格的な音楽活動を再開させたASKA (c)朝日新聞社

<世間から足を踏み外して3年が経ちました。
「僕は僕に戻るために」「僕であるために」
 僕は、音楽に没頭しました。>

 歌手ASKAのニューアルバム「Black&White」の発売を紹介する10月25日付朝日新聞朝刊の一面広告の書き出しだ。

 ASKAは2014年9月、覚醒剤取締法違反(所持、使用)などの罪に問われ、懲役3年執行猶予4年の有罪判決を受けた。そして、16年11月に同法違反(使用)で逮捕されたが、嫌疑不十分で不起訴処分となった。その後、17年1月には最愛の母を亡くし、7月には約30年連れ添った妻と離婚と、ここ数年、波風が絶えない時期を迎えていた。

 それから約3カ月。10月に音楽配信会社「Weare(ウィアー)」を設立し、公式ブログで「利益を追求しないのが、特色です。音楽業界、そして、アーティストのための配信会社です」と案内した。

 楽曲を配信するアーティストが運営するこの会社は、ハイレゾ(高音質)音源を1曲400円で提供する。11月1日には、「CHAGE and ASKA」の楽曲約300曲が、レコチョクなど音楽配信サイトでのダウンロード販売に追加されるなど、音楽活動を本格的に再開させている。

 かつて同様に薬物事件を起こしたのが歌手槇原敬之だが、テレビCMに起用されるなど、V字に近い回復を果たしている。ASKAにも復活の道が目の前に出現するのだろうか。

「槇原はしばらく活動を控えていたことで、世間が過去の事件を忘れ、落ち着いていった感があります。そんな中で、『世界に一つだけの花』など音楽家として改めて認められたのが大きかったのでしょう」

 そう語るのは、芸能リポーターの石川敏男氏。石川氏は続ける。

「一方のASKAですが、テレビには出演できないでしょうから、ネットでの商売が一番いい方法です。福岡をベースに仕事をしていますが、ネット配信ですから仕事場所はどこでもいい。なにより、アーティストである彼から、ファンは逃げていませんよ。新しい曲を作り続ける彼を支えています」


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