東野圭吾の小説『手紙』は手紙の書き方コーナーに 海老名TSUTAYA図書館の怪 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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東野圭吾の小説『手紙』は手紙の書き方コーナーに 海老名TSUTAYA図書館の怪

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本の一部でむちゃくちゃなジャンル分けがされたことに、疑問の声が上がっている(※イメージ)

本の一部でむちゃくちゃなジャンル分けがされたことに、疑問の声が上がっている(※イメージ)

「市民の意見も聞かず、約50億円もかけた図書館建設に待ったがかけられたので、ひとまず良かった。だが、結果が出た後も市長は『TSUTAYA図書館を白紙にする』とは言っていないので、市民の意見を反映した図書館になるよう、一丸となって働きかけていきたい」

 加えて海老名市立中央図書館のリニューアルオープン前日の記者会見も物議を醸した。

 同館の館長で、武雄市の館長も務めたCCC社員の高橋聡氏が、なんと「武雄市図書館のとき、僕たちはド素人でした」と発言したのだ。

「武雄市民が激怒することを平気で言うので驚きました。図書館の運営は、司書資格を持っているだけでもできませんし、リニューアルオープンは、非常に大変な作業です。市民が何を求め、これまでの蔵書と今後の方針、さらに、“図書館とはなにか”を熟考することが大切なのです」(前出の図書館を愛用してきた海老名市民)

 最近は公立図書館に限らず、大学図書館なども、民間企業が指定管理者になるケースが増えている。休館日を原則なくし、開館時間を延長するなど民間企業の創意と工夫できちんと運営されている図書館も少なくない。多額の税金を使っている以上、いつまでも“ド素人”では許されないのではないか。

週刊朝日 2015年10月23日号より抜粋


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