室井佑月「菅さん、沖縄県民にしてきた意地悪を謝って」 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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室井佑月「菅さん、沖縄県民にしてきた意地悪を謝って」

連載「しがみつく女」

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安倍首相には会っても無駄?

安倍首相には会っても無駄?

 作家の室井佑月氏は、菅義偉官房長官と米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対している翁長(おなが)雄志知事との初会談の内容について、気になる事があるという。

*  *  *
 あたしが気になるのは、「で、結局、謝ったのだろうか」。その一点だった。

 なんのことかって? 菅官房長官と翁長沖縄県知事がようやく会ったことよ。

 4月5日付の日本経済新聞電子版によると、「官房長官、沖縄知事と平行線 辺野古移設巡り初会談」という見出しで、中身のほうもお互いにお互いの主張を語っただけのようであった。

 米軍普天間基地の名護市辺野古への移設について、菅長官が「唯一の解決策だ」と理解を求めたらしく、ほんでもって、「『基地問題で最重要なのは、普天間の危険除去だ。辺野古移設の断念は普天間の固定化にもつながる』と訴えた。『政府は関係法令に基づいて辺野古埋め立てを粛々と進めている』と説明した」んだと。

 それに対して翁長さんは、

「『辺野古に新基地はできないと確信を持っている。県民に大きな苦しみを与え、危険除去のために負担しろという話をすること自体が日本国の政治の堕落だ』と反論」し、「昨年の知事選や県内の衆院選4小選挙区で辺野古移設反対派が勝利したことを指摘し『県民の圧倒的な反対の考え方が示された』とも語った」みたいだ。

 そしてそして、「菅長官の『粛々と進める』との発言に関し『上から目線だ』と抗議した」んだってさ。やるぅ~! てか、菅さんはまず、今まで沖縄県民にしてきた子どもじみた意地悪を、謝れっていうんだよ。


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