キリン「クラフトビール」ブランド立ち上げの意図 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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キリン「クラフトビール」ブランド立ち上げの意図

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週刊朝日
キリン坪井純子執行役員(52)つぼい・じゅんこ/1962年8月8日生まれ。85年、東京大学理学部卒業。同年、キリンビール入社。キリンビバレッジ広報部部長、横浜赤レンガ社長などを経て、現在はキリン執行役員、CSV本部ブランド戦略部部長(撮影/写真部・大嶋千尋)

キリン
坪井純子執行役員(52)

つぼい・じゅんこ/1962年8月8日生まれ。85年、東京大学理学部卒業。同年、キリンビール入社。キリンビバレッジ広報部部長、横浜赤レンガ社長などを経て、現在はキリン執行役員、CSV本部ブランド戦略部部長(撮影/写真部・大嶋千尋)

週刊朝日・長友佐波子編集長(撮影/写真部・大嶋千尋)

週刊朝日・長友佐波子編集長(撮影/写真部・大嶋千尋)

坪井さん(右)と長友編集長(撮影/写真部・大嶋千尋)

坪井さん(右)と長友編集長(撮影/写真部・大嶋千尋)

『週刊朝日』の長友佐波子編集長が企業で輝く女性役員にインタビューする「フロントランナー女子会」。今回はキリンの坪井純子執行役員です。

*  *  * 
長友:坪井さん、春にキリングループ初の女性執行役員になられたんですよね。

坪井:そうです。ただ、前年から同じブランド戦略部の部長なので、大きく仕事が変わったわけではないんです。より自覚を促され、視野を広く持とうという意識が出ました。

長友:キリンビールとか、キリンビバレッジとかありますけど、「キリン」はどういう組織ですか?

坪井:昨年の1月、長期的な経営構想からグループ内組織再編を行いまして「キリン株式会社」を設立しました。それに伴って、キリンビール、キリンビバレッジ、メルシャンを含めた国内綜合飲料事業を一体として戦略を推進する体制にしました。キリンには、国内綜合飲料全体の経営戦略策定やR&D部門、私どものCSV本部などがあります。

長友:CSVって何です?

坪井:まだなじみが少ない言葉かもしれませんが、CSRを進化させた概念です。企業がビジネスを通して社会の課題の解決に貢献していく、企業と社会がwin-winで両立し、新しい価値を生み出すという考え方です。例えばアルコールの問題に対する一つの答えが「フリー」というノンアルコール飲料であったり、生活習慣病という社会課題に対してトクホの「メッツコーラ」を提案したり。昨年秋に限定で発売した「氷結」の「和梨」は非常にヒットしました。これは福島県産の和梨だけを使っていて。「氷結」という全国ブランドで取り組むことによって風評被害を払拭するきっかけになるかもしれないし、福島を応援する、社会課題にもお役に立てるかなと。CSVはそういう価値を生み出していこうということですね。

長友:なるほど。坪井さんが部長をされているブランド戦略部というのは?

坪井:キリンという企業のイメージをどんなふうにつくっていくか、コーポレートブランドのブランドマネジャー的な仕事でしょうか。

長友:御社の統一した価値観とか方向性とは?


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